インタビュー

教育に重要なのは、相手を思いやる心。ソリューション事業部 ラーニングサービスグループ マネージャ 大石 宏一

Q 自分のセールスポイントは?

「思いやる心」でしょうか。

「思いやる心」とは相手の立場に立ち、状況や状態を慮ることです。私は講師やSEとしてお客様に接する機会が多いのですが、相手の状況や状態がわからなければ的確な指導や提案はできません。誰かが困っていることや求めていることを察知して言われる前にサッとできたらかっこいいですよね。特に人に物事を教える「教育」という仕事をする上では、相手を思いやる心がないと、相手は心を開いてくれませんし、成長する上での障害になってしまうことも少なくないのです。

実際に的確な指導や提案ができるようになるにはまだまだ精進が必要ですが、少なくとも「思いやる心」だけは常に持ち続けているのだと思います。ちなみに、「思う」と言ったのは、普段意識していないからです。意識してやっていることはセールスポイントではない気がしたのでそう答えました。

Q 開発をする上で最も重要視していることは?

人との繋がりです。

お客様との繋がりや開発メンバーとの繋がりが大切だと思っています。Customer Satisfaction(顧客満足)という言葉がありますが、プロフェッショナルとしてお客様の価値を提案、創造しお客様に満足していただくことは、私たちの役目であり当然のことだと考えています。ですから、私はCSを含むInterpersonal Satisfaction(人間関係の満足)が重要であると考えています。

ソフトウェア開発はパソコンに向かって仕事に没頭しているイメージが強い職種ではありますが、常に仲間を大切にし、親身になってお客様と接することができなければ、より良い仕事はできないでしょう。

Q 優れたエンジニアの条件とは?

「探究心」ですかね。

優れたエンジニアは、トコトン物事を突き詰める研究者のような探究心を必ず持っているものであるような気がします。私自身優れたエンジニアとはとても言えないので想像になりますが、優れたエンジニアとは、お客様のニーズに直接応えている方ではなく、お客様のニーズに直接応えているエンジニアを支えている方ではないでしょうか。

具体的に例を挙げるならば、セミナーのスピーカーやコミュニティのオーナー、ツールやフレームワークの考案者など。彼らは、直接エンドユーザ様のニーズに応えていません。しかし、直接エンドユーザ様のニーズに応える数多くのエンジニアの役に立っています。そんな彼らはきっと探究心が人一倍強いのではないでしょうか。

「エンジニアは研究者であれ」ですね。

Q 独自のモチベーションアップ術は?

より多くの人に喜んでもらうことでしょうか。

自分の技術や能力が誰かのために役立つというのは、素朴なようですがとてもすごいことだと思うんです。それが誰にでもできることではなく、自分だからこそできることだったら、さらに素晴らしいことだと思いませんか?

これまで歩んできた人生、育った環境、培った能力、磨いてきた技術が自分以外の誰かのためになったとき、私は自分の存在意義を感じます。誰かのためになることであれば、多少の自己犠牲は惜しみません。こんな私を他人は「利他主義」だと言いますが、結果的に自分の存在意義を感じたいからこその行いなので、やはり「利己主義」なのかもしれません。

Q 「システム開発」を一言で表現すると?

より豊かな社会の創造。

ソリューション事業部 ラーニングサービスグループ マネージャ 大石 宏一(おおいし ひろかず)

ソリューション事業部 ラーニングサービスグループ マネージャ 大石 宏一(おおいし ひろかず)

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「面白い社会をつくっていこう」を実現すべく、多くの企業で新人研修の講師を務め、現場で通用するエンジニアを輩出することに勢力を注ぐ。また、シ ステム開発では「どうすれば楽になるか」「どうすれば幸せになるか」を考え、さまざまな取り組みに挑戦している。今後はITといえども「心」が大切であることを広めるべく、教育現場、システム開発現場でさらなる精進を誓う。

保有資格
SJC-P / SJC-WC / MCP / UMTP L2 / LPIC Level1 / 基本情報技術者

著書等


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